北方領土に暮らした人々の記録を広く伝え、歴史的問題の風化を防ぐためのデジタルアーカイブシステムです。収集された歴史資料を3D地図上にマッピングし、紙芝居形式のストーリーとして体験できる形で提供しています。資料を閲覧するだけでなく、当時の暮らしや記憶を追体験できるデジタルアーカイブとなっています。
TypeScript + React + Vite + Hono + Kysely + Aurora + AWS + WordPress + Kinsta + Cantaloupe
Team - チーム編成
- ディレクター 1人
- アシスタントディレクター 1人
- アーキテクチャ設計・インフラ実装 1人
- UI/UX統括・コンサルティング 1人
- デザイナー 2人
- エンジニア 6人
Problem - 課題
社会的意義の高い歴史的記録を広く普及させる必要がありましたが、大量の資料を単純にリスト表示するだけでは、資料の地理的・歴史的な文脈を一般ユーザーが直感的に理解するのが難しい状況でした。記録を「知識として読む」ではなく「体験として感じる」形で届けられるシステムが求められていました。
Approach - 提案
地理情報システムと視覚的なストーリーテリングを組み合わせた体験型アーカイブを設計しました。3D地図へのマッピングと紙芝居形式のストーリー表示を組み合わせることで、資料を「場所」と「物語」として届ける独自の仕組みを提案。ポータルサイトから各種管理画面まで5システムをワンストップで構築する体制を整えました。
Results - 成果
ポータルサイト・ストーリー公開画面・ストーリー管理画面・アーカイブ公開画面・アーカイブ管理画面という5システムを同時並行で開発しました。バックエンドにはHonoとKyselyを社内初採用し、型安全な実装基盤を確立しています。また、IIIF準拠のタイル配信サーバーCantaloupeの構築にも成功し、今後の様々なプロジェクトへ応用できる技術資産となりました。
System - システム構成
- フロントエンド TypeScript / React / Vite
- バックエンド Hono / Kysely
- データベース Aurora
- 認証 Cognito
- ストレージ・CDN S3 / CloudFront
- ホスティング Amplify Hosting / Lambda API
- ポータルサイト WordPress / Kinsta
- 画像タイル配信 Cantaloupe(IIIF準拠)